挑戦経験が活きるフィールドで戦う。体育会学生がベンチャー企業で輝く理由【体育会出身メンバー】
今回は24卒東京大学出身の伊藤さんにインタビュー!
大学では陸上部に所属しハードな練習をこなしていた伊藤さんが、就活当時に掲げていた企業選びの軸やL&E Groupに入社しようと思った理由、部活動での経験で活かせていることなどについてお話いただきました!
「自分でビジネスを動かす力」を求めて、ハードな練習を超えて就活に挑んだ学生時代
――部活時代について詳しく教えてください!
小中学校では野球をやっていて、走り込みをする中でスタミナがついて「走るのが楽しい」と感じたので、自分の強みを活かそうと思い高校から陸上を始めました。そして東京大学に入学後も陸上部に入り、5,000m走という競技を高校から計7年間やっていました。タイムという形で数値結果が出て、日々の活動のPDCAを自ら回せるところに魅力を感じ、高校時代に達成できなかった目標を叶えたいと思い大学でも続けた次第です。
長距離ということもあって、ただ闇雲に走り込んでしまうとむしろ疲れがたまって身体を痛めてしまうので、1週間の中でメリハリをつけて練習するようにしていました。練習がある日はその最中にしっかり練習し、夜は体のメンテナンスに回したり。アルバイトを2つ掛け持ちしていたので、アルバイトを終えて24:00頃から走り込みをしたり…なんて生活をしていましたね。
――どのような就活をしていましたか?
大学3年までは部活動に打ち込み、4年生の冬から半年間フランスに留学に行きました。就活を始めたのは留学中で、帰国するまではオンラインでの就活となりました。その後5年生になったタイミングで帰国し、すぐにL&E Group入社を決めました。
部活の同期たちを見ると、部活動と就活を両立できている人は少なかったように思います。部活動をやりながら就活をするとなると、練習で忙しくて企業をしっかり探す時間がないんですよね。なので体育会学生は元々知っている企業やOGOBが就職した企業しか受けていないような人が多いのが現状だと思います。
私の場合は留学中に自己分析や企業研究の時間をつくり、「自分でビジネスを動かせる力を身に付けたい」「早期に成長したい」という自分の中の想いを整理できたので、その想いを実現できるような業界/企業という軸で見始めました。様々な業界のビジネスモデルが学べたり、他社の上層部と関わる仕事ができたりするような企業が当てはまると考え、コンサル業界とデジタルマーケティング業界に絞って見て、最終的にはITコンサル企業、メガベンチャー、L&E Groupの3社から内定をいただきました。
――「自分でビジネスを動かしたい」「早期に成長したい」と思うようになったキッカケは?
部活動でPDCAを回して結果を出した経験が一つのキッカケにはなったかなと思います。私がやっていたのは個人競技で、結果が数字としてはっきり出るものだったので、目標を達成するために自分で考えてひたすら実行して効果検証をして…とPDCAをどんどん回すことができました。自分で頭と身体を動かして行動すること、早くPDCAを回せば早く結果に繋がることをそこで学び、やりがいも感じていましたね。
就活を始めた際、実は元々大学院への進学を検討していたこともあり、初めはやりたいことや行きたい業界が明確に決まっていない状態でした。そのため「実際に働く中でやりたいことを見つけたい。やりたいことが見つかった時に、その道にすぐに進めるよう早めに実力をつけておきたい」という考えが強かったように思います。
その考えをより具体的に言語化しようとした時に、部活動で自分でPDCAを早く回して結果を出した時のやりがいを思い出し、「実力=自分でビジネスを動かす力」になるのかなと思いました。短期間の中で色々な業界を知れたり、様々な業務に触れられたりする企業なら、やりたいことを探しながら実力を早く身に付けられるのではと、企業選びの軸に設定しました。
――L&E Groupへの入社の決め手は?
総合的なビジネススキルを早い内から身に付けられる、まさに「自分でビジネスを動かす力をつけ早期に成長できる」点です。
各企業の選考を受けていく中で、コンサルだとハードワークで成長できそうではあるものの、クライアントの意思決定の補助をする役割のため、自身でビジネスを動かす能力が身に付きづらいように感じました。
またコンサルやメガベンチャーは採用規模が大きく抜擢確率が下がってしまったり、プロジェクト内で分業されていて、経験できる業務の幅が絞られてしまったりする印象も受けました。「やりたいことを見つける」「早期に成長する」を望む私にとっては、短期間に自分がやれる業務の幅が広いかどうかが非常に重要で、大企業やコンサルのような“運任せのアサイン”の環境ではタイムロスが起きてしまう可能性があるなと。特に最初は末端の業務を行うことも多いので、自分のやりたいことや強みを見つけづらいのではと思いました。
一方でL&E Groupなら、一人で複数の業界を同時に担当できるうえに少数精鋭で早い内から様々な業務に関われますし、新規事業も続々と立ち上がっているので、自身がメインメンバーとして参画して事業を1から創る経験もできそうだと思いました。さらに、経営陣・役員との距離が近いため、質の高いフィードバックを多くもらうことで早期に成長できるのではという期待もありましたね。
他社と比較しても相当多くの面談を組んでメンバーの方々とお話させてもらったので、入社後の成長や業務内容をイメージできて、自分が望んでいる環境であると思い、入社を決めました。
社長直下で一気に成長!一気通貫で業務を行い目標達成にコミットする
――入社してからの業務について詳しく教えてください!
フランス留学から帰国後、5年生の5月に内定をいただいて、6月から早速内定者インターン生としてL&E Groupに入社しました。最初の1,2ヵ月は研修期間ということで、基礎研修や専門知識の習得、実務研修、外部研修など、実際の業務に直接関わるような内容をしっかりと叩き込んでもらいました。
その後営業部に配属となり、営業コンサルタントとして広告主の新規開拓・既存顧客コンサルティングを行っています。電話やメールで新規アポを取って、商談して受注して、その後の成長戦略も考えて提案して…と、一気通貫でデジタルマーケティング業務を担当します。
相手の企業のビジネスモデルをしっかり理解していないとそもそもの商談にも持ち込めないので、事前の調査やデータ分析、仮説立てなども自ら徹底して行い、提案内容を考えています。内定者インターン時代だけでも20社ほどのマーケティング支援ができたので、学生ながらかなり貴重な経験ができたと思っています。
デジタルマーケティングは成果が数値で可視化されますし、スピード感があるので、実行した施策の結果がすぐにわかって効果検証をしやすいという特徴があります。そのためPDCAを回しやすく、様々な施策を試してみたいという気持ちが掻き立てられるんです。そういった点に、陸上でタイムを縮めていく過程と通ずる部分があり、とてもやりがいを感じますね。
――L&E Groupに入社してみての率直な感想を教えてください!
様々な業界の企業に対して、デジタルマーケティング業務の上流から下流までを丸ごと任せてもらえますし、直属の上長が社長なので、会社のトップから直々にビジネスの考え方や交渉の仕方などを指導してもらえて、かなりのスピードで成長できているなと感じます。
少数精鋭の会社でトップとの距離が近いと、意思決定のスピードも早いですし、視座の高いフィードバックを日々もらうことができるので、成長したい人には理想的な環境ですね。大企業ですと人数が多い分スピード感に欠けますし、上層部と関わる機会は新人のうちはほぼありません。おまけに業務が分業されてしまっていて単一の業務をひたすらこなす場合も多いので、エッジの効いた経験ができず成長が遅くなってしまいます。
私は同期たちより1年遅く就職しましたが、大企業に行った人たちと比較しても、既に自身の担当する業務の幅や実力の差は歴然としている感覚がありますね。様々な業務に携われていることで、自身のビジネス上での強み弱みも早期に認識できたので、社内でも存在価値を発揮できるようになってきました。現時点でもこれだけの差が生まれているので、数年後にはかなり大きな差になっているのではと思います。
部活動での挑戦経験は唯一無二。他の学生にはない圧倒的な武器になる
――部活動を通して身について、L&E Groupで活かせていると感じるものはありますか?
「目標達成力」と、それに付随する「自己管理能力」が活かせているなと感じます。
体育会であれば全国大会優勝など難易度の高い目標を掲げている部活が多いと思いますし、その目標を達成するためにハードな練習をこなしているでしょう。特に私の場合は個人競技だったので、かなりの自律心がないと目標達成をすることは難しかったです。そのため、部活時代では、高い目標を達成するために必要なことを逆算して具体的な行動単位で計画する力、計画を着実に遂行する自己管理能力、そして何よりも、泥臭く行動するマインドが養われたなと思います。
体育会学生は自身の周りも同じように部活動を頑張っている学生ばかりなのでなかなか気づきにくいかもしれませんが、これほど高い目標に対して学生生活を捧げてタフに努力している人って実はすごく少ないんです。私も就職してからその事実を知りましたし、この貴重な経験は社会人になってからも非常に役に立つと、L&E Groupに入ったことでより痛感しています。
――L&E Groupではなぜ「目標達成力」や「自己管理能力」が活かしやすいのでしょうか?
成果が数値で可視化されPDCAを回しやすいというデジタルマーケティングの特徴に加えて、L&E Groupのカルチャーが、部活動での経験・スキルをより発揮しやすくさせているのだと思います。
L&E Groupは入社したばかりのメンバーでも一戦力として業務を任されますし、高い目標も設定されます。達成するには自分でどんどんPDCAを回して自走しなければならず、入社したてで実力がない時期であればとにかくDoをたくさん積み上げることが重要です。また上長からの忌憚のないフィードバックももらうので、しっかりと受け止め素直に行動に移すタフさも必要です。厳しい環境ではありますが、だからこそ、圧倒的な成長ができるわけです。
それを踏まえて改めて考えると、成長意欲の強い体育会学生こそが力を発揮しやすい場所なのだと思いますね。実力を上げるには戦略や計画も大切ですが、最後はひたすら数をこなすという意識が体育会学生にはあるので、それを活かすことでビジネスマンとして早く成長できると思います。
“自分が本当に活躍できる場所”を妥協なく探せ
――体育会学生へ、就活のアドバイスはありますか?
難しい部分もあるとは思いますが、できる限り様々な業界の企業を網羅的に見てほしいなと思います。
先にも触れましたが、体育会の学生は部活動をやりながら就活をしているため、練習が忙しく就活にじっくり時間を割けない人が多い印象です。私の部活はOGOBとの交流が活発でしたので、仲の良い先輩のところにOGOB訪問をしてそのままそこへ入る部員たちも多かったですね。
就職先としては大企業や官庁などが多く、もちろん素晴らしい企業ばかりなのですが、忙しくて他の比較対象もじっくり見れていないわけですので、入社後のミスマッチが起きやすいのでは?という疑問は残ってしまいます。実際に「入社してみたら想像と違う業務/企業文化だった」という声を聞くこともあるので、それはすごく勿体ないことだなと思いました。
部活動をやっているという点では皆同じかもしれませんが、一人ひとり性格も強み弱みもやりたいことも違うはずです。それなのに、周りと就職先が一緒というのは不思議ですよね。時間はあまりないかもしれませんが、自分が一番活躍できる場所は本当にそこなのか?という意識を持って企業分析をしてほしいなと思います。
興味のある分野はもちろんですが、今まで見てなかった業界や規模感の会社の人にあえて話を聞いてみることも、自分の価値観を再定義・再認識するためには極めて重要です。今はネットなどで情報も集めやすいですし、それこそOGOBなどの人脈は厚いと思うので、とにかくフル活用していろんな企業の話を直接聞いてみてください。特に、年次の近い人に会って、「具体的にどんな仕事をどんなことを考えながらしているのか」と聞いて入社イメージを固めておけると、ミスマッチが少なく満足度の高いファーストキャリアになるのではないかと思います!
――最後に、部活動との両立を頑張る就活生に向けてメッセージをお願いします!
L&E Groupに入社してから1年半くらいになりますが、入社当初に予想していたよりも、遥かに成長している実感があります。
2~3年目はプレイヤーとして力をつけつつ、チームのマネジメントなど責任のあるポジションに挑戦したいと考えていますが、このスピード感でステップアップしていけるのはベンチャーならではですし、L&E Groupの環境だからこそです。
自分で考えて、目標のために泥臭く行動し、成果を出すことにコミットできる人にとっては活躍できる場所だと思います!熱い想いを持った体育会学生さん、ぜひL&E Groupで一緒に、高い目標を達成していきましょう!