2025.05.21

誰もが羨む道を離れて、唯一無二のキャリアを築く――MY CARRER SHEET~成長ベンチャー企業のトップ層はこんな人!~【役員 川合友樹編:後編】

誰もが羨む道を離れて、唯一無二のキャリアを築く――MY CARRER SHEET~成長ベンチャー企業のトップ層はこんな人!~【役員 川合友樹編:後編】

 

 L&E Group(旧リンクエッジ)の経営に携わる役員陣の人柄・キャリアをインタビュー形式で紹介する『MY CARRER SHEET』シリーズ。

初回は現マーケティング部長・執行役員の川合友樹さん編!前編では学生時代やL&E Groupに入社する前のキャリアについてご紹介しました。後半ではいよいよL&E Groupに入社してからの人生と、ファーストキャリアの考え方について綴っていきます。

※前編はこちら












満を持してL&E Groupにジョイン!多方面で0→1を達成

 

――L&E Groupに入社後は、どんな業務を担当されたのですか?

 

 いったい何をやるんだろうと思いながら入社したのですが、私のL&E Group人生は人事からスタートしました。

入社当時は、L&E Groupが創業して7年ほど経って会社が大きくなり始め、新卒採用を頑張り始めたけれどもなかなか上手くいかない、という状況でした。少人数でかなりの売上をあげていましたので、この生産性を維持したままさらに会社として成長していくには、”優秀な”人材の採用が必要不可欠です。

そんな最重要事項を任されまして、手を貸してくださっている外部パートナーのスローガン株式会社(※)の担当者と一緒に、ほぼなにも体系化されていない状態から新卒採用の体制を作り上げていきました。

※現在もスローガン社と取り組んでいる1on1制度の紹介はこちら






――L&E Groupは現在も採用にかなり注力していますよね。その礎を作り上げてみて、率直にいかがでしたか?

 

 とにかく大変でしたよ!そもそも採用はマンパワーでやる要素も多いですし、知名度のないベンチャー企業が優秀な人材を採用するには相当の工夫とコミットが必要です。採用戦略の設定、求める人物像の明文化、選考フローとオペレーションの構築、面接対応と候補者フォロー、採用イベントへの参加…やるべきことが山積みでしたし、採用以外にインサイドセールス業務など他の業務も兼任で少し対応していましたので、毎日深夜までオフィスにいました。

とはいえその甲斐あって、新卒で初年度に3名の高学歴学生を採用したり、中途で後に役員に就く人材を採用したりと、ある程度の成果を出すことができました。新卒採用に関しては夏のインターンシップを従来のものから大きくブラッシュアップして実施しまして、それが現在でも続く人気イベントとなっているので、それなりの貢献はできたのかなと。

何より、やはり大変ながらも楽しいなという感覚がありましたね。ほぼ何もない状態から体制を構築するという0→1を、ハードワークで泥臭く取り組みながら創り出し、成果が出た時の達成感・やりがいは本当に一入です。入社翌年の2019年には、ありがたいことに年間MVPにも選んでいただき、執行役員に就任しました。


☝入社翌年の期末会議での発表の様子。当時はまだ20名以下の会社でした。






――会社の採用の根幹を作り上げ、しっかりとポジションも確立されたんですね。その後の業務経歴も教えてください。

 

 2019年の途中からは採用と同時並行で、新規事業であるデジタルマーケティング支援事業の立ち上げに参画しました。クライアントのマーケティング施策に対して、戦略立案からクリエイティブ・運用といった実務面のサポートまで行っていく事業のため、知識・ノウハウの習得からチーム体制構築までを行っていきました。

これももちろん一筋縄ではいかず、初めは赤字も出ましたし、3人ほどのチームメンバーで毎日議論をしていました。ただ勝算はありましたから、地道にやるべきことを積み重ねて、半年ほどで軌道に乗り始めましたね。中途メンバーの採用を進め、マニュアルの作成なども行いチーム体制が徐々に整っていきました。

※デジタルマーケティング支援事業についてはこちら


 デジタルマーケティング支援事業が一旦形になった2020年の春から、今度はメディアパートナー側の営業チームのマネージャーになりました。デジタルマーケティング支援事業に取り組んでいたことでメディアパートナーの思考やニーズはある程度理解できていたので、その経験も活かして営業コンサルティングをしながら部下の育成も行っていました。もちろん、採用担当も続けながらです。






――常に業務を兼任しながら、多くの0→1創出に取り組まれたんですね…!

 

 そうですね。まだまだ人数も少なかったので、メンバーが複数の業務を兼任するのは普通のことでしたよ。それに、新規事業を始めるうえでも、メンバー一人をそこにいきなりコミットさせるよりも、兼務しながらやってみて上手くいったら専任にしたりメンバーを増やしたりするやり方の方が、効率的なんですよね。複数のスキルを身に付けるという会社方針もあるので、今でも兼任の文化はあります。

 その後は徐々に人も増えてきまして、2021年には営業を強化したいということで営業マネージャー専任になり、採用をさらに強化しようと2022年に人事部長に返り咲き、昨年からはデジタルマーケティング支援事業部の部長に就任しました。

会社がその時注力したい事業・業務にアサインされるという、何でも屋さんに気づけばなっていますね(笑)それだけ私の実力を買って期待してくれているんだな、と嬉しくも思います。元々いた部署に戻ったとしても、会社・部署のフェーズによってやるべきことや課題は変わってきますので、同じようで同じではなく面白いなと感じています。







主体的に業務を推し進めること、様々な業務に携わることで、ビジネスに強くなる

 

――様々な業務にフレキシブルに対応しながら、それぞれで結果を出し続けていますが、なぜそのようなことが可能なのですか?

 

 社会人人生を振り返ったうえで思うのは、新卒入社後の早い段階で事業創造を経験したことや、L&E Groupに入社し様々な業務を線引きせずに行った経験が、ビジネス戦闘力を上げてくれたなということです。

自らの手で事業を創る・動かす経験により、主体性が醸成されます。暗闇の中から何とかして光を見つけていく姿勢や行動力はどんな業務へも応用することができます。また、様々な業務に取り組むことで、点と点が繋がって線になり、ふとした瞬間に一気に成長し、新しい業務でもそれなりにスムーズにキャッチアップできるようになるんです。

L&E Groupでも「複数のスキルを掛け算して、事業経営ができる人材を育てる」という方針のもと、早いうちから業務を一気通貫で任せたりジョブローテーションを活発に行ったり、新規事業立ち上げに抜擢したりしています。新卒メンバーを見ていると、やはり主体的に業務に取り組むメンバーや、様々な業務に兼務しながら取り組んでいるメンバーは、視座が上がってすぐに活躍し始める印象ですね。






――L&E Groupで働く中でどんなやりがいを感じていますか?

 

 どの仕事もそれぞれの良さややりがいがあるので決めるのが難しいですね。ただ人事を長くやってきた身からすると、最初にかなり大変な想いをして体制を構築し、なんとか採用することができたメンバーたちが、入社して活躍している姿を近くで見られるのが嬉しいです。

成長曲線は一人ひとり違うのでそれもまた面白いですし、成長の芽が出た瞬間を垣間見ることができた時は私も一緒に喜びを感じます。入社してすぐから難易度の高い業務にどんどん取り組み、荒波に揉まれながら少しずつ成果を出していき、リーダーや部長、新規事業責任者など重要なポジションに立つメンバーも出てきました。会社に欠かせないメンバーがどんどん増えてきて、「L&E Groupも大きくなったな」と感慨深くなりますね。

私もまた現場に戻ってきたので、自分自身もメンバーたちを見習ってさらに成長しなくては、と気が引き締まります!


☝入社して6年が経ち、人数規模は2倍以上に!












ファーストキャリアで考えるべきは「周りとの差別化」

 

――今就活してる学生さんたちへ、ファーストキャリアを決めるうえでどのようなことを意識してほしいですか?

 

 再三にはなりますが、「勇気をもって人と違う選択肢を取ること」を重視していただきたいです。

学生に人気の企業や何百人も新卒採用をするような企業では、それこそ周りと同じようなスキル・経験しか得ることができません。AIが台頭してきている現代でキャリアを形成していくには、”希少性”が必要となるのは言うまでもないですよね。周りと同じではなく、自分なりのこだわりを持って企業選びをしてほしいです。

自分ならではの軸を持つことは、キャリア形成だけでなく、自分自身の自信や納得感にも繋がります。結局のところ、どんな会社もどんな仕事も大変なんです。楽な仕事というのはありません。私も各社で大変な思いをしてきましたが、なぜ頑張れているのかと言うと、自分でこだわりを持って決めたキャリアだからだと思います。周りに流されるのではなく自分の本心に従って選択したという納得感が自信となって、様々な逆境を乗り越える力になっています。






――自分ならではの軸を持ったうえで、どんな企業に入るのがいいのでしょうか?

 

 私の場合は「こだわり=面白いと思えるか」でしたが、好奇心だけで決めるのは微妙で、戦略的に考える必要はあります。人と違えば何でも良いというわけではなく、成長している市場の中で、かつ「希少性の高いキャリアをつくれるか」という差別化視点を持つことが重要です。

例えば、

 ・成長産業×成長フェーズの会社で、新しいことにどんどん挑戦している
 ・多岐にわたる業務に裁量を持って取り組める
 ・重要な業務に抜擢される確率が高い
 ・経営陣が採用に力を入れていて、人材投資のカルチャーがある

こういった特徴を持つ企業に入ると、他社とは異なる貴重な経験を早い段階から得られるので、希少価値が高まるのではないかと思います。自分のこだわりと成長できる環境がうまく掛け合わさる会社を探してほしいです。






――L&E Groupもしっかり特徴が当てはまりますね!

 

 たしかにそうですね(笑)L&E Groupのさらに良いところは、幅広い経験を”短期間”でできる点です。少数精鋭の組織で業務に一気通貫で携わることができ、入社後日が浅くても新しいチャレンジにアサインされる機会が多くあります。20代の早いうちに幅広い経験を短い期間でできることで、一気に成長し市場価値を上げることができますね。そうすることで、30代以降のキャリアも作りやすくなっていきます。

 また、大手企業ほどのネームバリューがないため、会社の看板に頼らず自分の力で業務を推し進めるので、実力が付きやすいのではないかなと思います。アセットが潤沢にある環境とそうでない環境とでは、同じ業務内容でも難易度が全く異なります。早期に市場価値を高めたい人、ビジネスにおける真の実力をつけたい人には、おすすめですね。







――最後に、MY CARRER SHEETを振り返ったうえで、就活生の皆さんへメッセージをお願いいたします!

 

 自身のこれまでを振り返ると、周りの人たちと同じ選択をするのではなく、業界・会社の今後の成長性や、好奇心を大切にしたファーストキャリアでした。その選択が次のキャリアを作ってくれた感覚があり、今も、納得感があって非常に面白い経験ができています。今就活をしている学生の皆さんもぜひ、周りに影響されず自分の本心を見つめて、希少性の高い経験ができる選択をしてほしいです。

今の時代、数年後にどんな仕事が生まれ、残っているのか、予想するのが難しくなってきています。であれば、ファーストキャリアで色々な経験ができてビジネスの実力をつけられる企業へ入社すれば、将来の選択肢を増やすことに繋がるのではないかと思います。

そしてそのファーストキャリアの候補に、L&E Groupが挙がってくれたら嬉しいです。ビジネスの最前線に立つことはタフさや厳しさも当然求められますが、チャレンジしたい方はぜひお待ちしています!

 

 

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